強姦冤罪事件の判決を出した裁判官は誰なのか?




強姦冤罪事件の国家賠償請求訴訟の判決が1月8日に出る

強姦事件で服役した男性と妻が、国家賠償を求めた訴訟の判決が2019年1月8日に出ます。

 強姦(ごうかん)事件などで服役中に被害証言がうそだったとわかり、再審で無罪となった男性(75)と妻が国と大阪府に計約1億4千万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が8日、大阪地裁である。

強姦冤罪事件、女性の「うそ」で服役 裁いた国の責任は – ライブドアニュースより引用)

追記(2019年1月8日)

国賠請求は棄却されました。

 強姦(ごうかん)罪などで服役中、被害者の証言がうそと判明して再審無罪が確定した大阪府内の男性(75)と妻が、府警と大阪地検による不十分な捜査や裁判所の誤判で精神的な損害を受けたとして、国と府に計約1億4000万円の賠償を求めた国家賠償訴訟の判決で、大阪地裁(大島雅弘裁判長)は8日、請求をすべて棄却した。

強姦冤罪事件、国賠請求を棄却 大阪地裁 – 毎日新聞より引用)




冤罪事件が起きた理由

冤罪事件が起きた理由は、①被害者とされた女性と親族が虚偽の証言をしたこと、②検察側が被告に不利な証拠を隠したこと、③それらを裁判所が見抜けなかったことにあるようです。

 訴状などによると、男性は2004年と08年に当時10代の女性に自宅で性的暴行を加えたとして強姦と強制わいせつの罪で起訴された。一貫して無罪を訴えたが、大阪地裁は09年5月、「女性が被害をでっちあげることは考えがたい」として、女性本人や被害を目撃したとする親族の証言などから懲役12年の判決を言い渡した。最高裁が11年4月に上告を退け、確定した。

しかし男性が服役中の14年、女性が「被害はうそ」と告白。親族も証言が虚偽と認めた。その後の大阪地検の調べで、女性が被害届を出した後に受診した医療機関に「性的被害の痕跡はない」とするカルテがあったことが判明。男性は14年11月に釈放され、15年10月に地裁の再審で無罪判決を受けた。

強姦冤罪事件、女性の「うそ」で服役 裁いた国の責任は – ライブドアニュースより引用)





特殊事情

今回の強姦冤罪事件では、次の2つの特殊事情があり、これらが裁判官の心証を悪くした可能性があるという説があります。

  1. 自称「被害者」は、冤罪被害者の男性の孫娘である。
  2. 冤罪被害者は娘(自称「被害者」の母)を強姦しており、それを冤罪被害者自身が認めている。

この説は、次の記事に基づきます。ただし、記事の内容が正しいかどうかは不明です。

 そして’08年10月には大阪市西淀川区で、中2の孫娘を小5の頃から強姦していた65歳の祖父が逮捕された。諸事情を配慮し、警察広報では事件は未発表だった。

「呆れるのはその祖父が被害者の母親にあたる娘に対しても、小5から高1まで同じように強姦していたこと。当時、娘には土下座して謝り、事件化は免れていたのですが、その後孫娘に対しても同じことをしていたことを知って母親が激怒し、刑事告訴したのです」

祖父は「かつての娘とのセックスは合意の上だった。孫娘とはしていない。すべては娘の陰謀だ」と言い逃れしたが、大阪地裁で懲役12年を言い渡された。

老人の【わいせつ事件】も増加傾向 | 日刊SPA!より引用)




強姦冤罪事件の取り調べをした検察官は誰なのか?

前田恒彦氏の記事によると、捜査段階で男性を取り調べた検察官は、山吉彩子検事だそうです。

 現に、捜査段階で男性を取り調べた山吉彩子検事(2017年4月から司法研修所の検察教官)は、潔白を主張する男性に「絶対許さない」と言い放ち、全く取り合おうとしなかった。

性的被害を受けたというウソの証言で約6年も身柄拘束 人が人を裁く刑事裁判の怖さ(前田恒彦) – 個人 – Yahoo!ニュースより引用)

山吉検事は、『捜査研究』2018年11月号(東京法令出版)で、「強制わいせつ罪等」について解説しています。





強姦冤罪事件の大阪地裁の裁判官は誰なのか?

各サイトの情報を総合すると、強姦冤罪事件の第一審の冤罪判決に関与した裁判官は、大阪地裁の杉田宗久裁判長(当時)・三村三緒裁判官(当時)・内林尚久裁判官(当時)の可能性が濃厚です。

強制 わいせつ1件と強姦2件の罪に問われた実際には無実 の 男性に対し、 「醜悪極まりなく、齢(よわい)六十を超えた者の振る舞いとも思えぬ所業」とし、懲役12年の誤判(一審大阪地裁裁判長、右陪席は三村三緒裁判官。2009年)

杉田宗久 – Wikipediaより引用)

 また、有罪の判決を書いた一審の裁判官のうち、裁判長は2013年、この件の冤罪が発覚する前に57歳で死亡。
この裁判長は大阪地裁の名物裁判官であり、死去に当たって弁護士からも哀悼の言葉が述べられる有名人であった。
万引き再犯を行なった二児の母親に対し、家庭を考慮して執行猶予を与えたエピソードがよく知られている。
(再犯であれば実刑が普通だが、被告人の家庭事情を考慮し、敢えて執行猶予を与えた)

残りの2名のうち、一人は現在東京地裁で裁判官をしている。
平成27年までは、司法試験に合格した将来の裁判官や検察官・弁護士を育てる仕事をしていた他、司法試験の問題を作ったり採点をする仕事もしていた。

もう一人は、現在千葉地裁木更津支部で裁判官をしている。

大阪市レイプ虚偽証言冤罪事件 – アニヲタWiki(仮) – アットウィキより引用)




杉田宗久氏

杉田宗久氏は、冤罪が発覚する前の2013年に死去しました。




三村三緒氏

三村三緒氏は現在、大阪地裁堺支部判事・大阪家裁堺支部判事・堺簡裁判事を務めております。

経歴はこちらです。

H.29. 1.10 大阪地家裁堺支部判事・堺簡裁判事
H.27.11.27 東京地裁判事・東京簡裁判事
H.24. 4. 1 司法研修所教官(東京地裁判事・東京簡裁判事)
H.21. 4. 1 大阪地裁判事・大阪簡裁判事
H.20. 4.12 東京地裁判事・東京簡裁判事
H.20. 4. 1 東京地裁判事補・東京簡裁判事
H.18. 4. 1 最高裁刑事局付(東京地裁判事補・東京簡裁判事)
H.15. 4.10 新潟地家裁判事補・新潟簡裁判事
H.15. 4. 1 新潟簡裁判事・新潟地家裁判事補
H.13. 4.12 鹿児島簡裁判事・鹿児島地家裁判事補
H.12. 4. 1 鹿児島地家裁判事補
H.10. 4.12 大阪地裁判事補
(第50期)

裁判官検索:三村三緒 | 法律情報サイト e-hokiより引用)




内林尚久氏

内林尚久氏は現在、仙台地裁判事・仙台家裁判事・仙台簡裁判事を務めております。

経歴はこちらです。

H.30. 4. 1 仙台地家裁判事・仙台簡裁判事
H.30. 1.16 千葉地家裁木更津支部判事・木更津簡裁判事
H.27. 4. 1 千葉地家裁木更津支部判事補・木更津簡裁判事
H.25. 4. 1 松山家地裁判事補・松山簡裁判事
H.24. 3.25 さいたま地家裁熊谷支部判事補・熊谷簡裁判事
H.23. 1.16 大阪地家裁判事補・大阪簡裁判事
H.22. 4. 1 大阪地家裁判事補
H.20. 1.16 大阪地裁判事補
(新第60期)

裁判官検索:内林尚久 | 法律情報サイト e-hokiより引用)




強姦冤罪事件の大阪高裁の裁判官は誰なのか?

こちらのツイートでは、強姦冤罪事件の第二審の冤罪判決に関与した裁判官として、大阪高裁の湯川哲嗣裁判長(当時)の名前を挙げています。

湯川哲嗣氏は、2011年に裁判所を定年退官、その後、尼崎簡易裁判所の判事に任用されています。





ウィキペディアに掲載されている、湯川氏の詳しいプロフィール・経歴はこちらです。

湯川 哲嗣(ゆかわ てつし、1946年12月19日 – )は、日本の元裁判官、大阪高等裁判所部総括判事(2008年8月 – 2011年12月)。

経歴

  • 1972年 司法修習生
  • 1974年 判事補任官

以後、大阪地方裁判所、大阪家庭裁判所、札幌家庭裁判所室蘭支部、東京地方裁判所、福井地方・家庭裁判所に勤務

  • 1984年 福井地方・家庭裁判所判事
  • 1986年 大阪地方裁判所判事
  • 1989年 高松地方裁判所判事、高松高等裁判所判事職務代行
  • 1994年 神戸地方裁判所伊丹支部長
  • 1995年 大阪地方裁判所判事部総括
  • 1999年 大阪地方・家庭裁判所堺支部判事部総括
  • 2003年 大阪家庭裁判所判事部総括
  • 2005年 高松高等裁判所判事部総括
  • 2006年 – 大津地方裁判所所長
  • 2008年 – 大阪高等裁判所部総括判事(第2刑事部)
  • 2011年 – 定年退官
  • 2012年 – 尼崎簡易裁判所判事
  • 2017年11月 – 瑞宝重光章を受章

湯川哲嗣 – Wikipediaより引用)

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク




コメント

  1. lulonin より:

    こんな滅茶苦茶がまかり通って良いのか?怒りが止められない。
    棄却の理由が「判断に違法性はなかった」って何?どんなに無茶苦茶な間違いをしても、故意でなければ賠償しないってこと?
    交通事故で故意でなかった、と言えば賠償しなくて良いわけ?
    別に検事と裁判官を責任取らせて刑務所に入れろ、って言ってる訳じゃない。被害に対して賠償しろ、って言っているのに「違法性が無い」って理屈が通る理由を教えて欲しい。
    こんな判決出した裁判官は「違法性あり」で刑務所送りで良いと思う。

    • 千里 より:

      偽証したのは男性の孫で、関係者全員が家族・親族です(義理含む)。男性が原因を作った家庭内の性的揉め事。義娘を小5〜高1まで犯していた(公判記録にあり:時効)。孫に痴漢行為を何度もしたので、孫が大伯母に相談し、母に伝わったため、母が自分の事と重ねて激怒して刑事告訴した。その影響で当時14歳の孫が代弁的にオーバーな証言をした(←ココが偽証)。孫が成長して自主的に告白して、再審で無罪に(刑事補償2800万円受領済み)。国家賠償請求は、公務員の故意による場合に認められるので棄却判決は予想範囲。
      この件で、一審の有罪について検察側や裁判官を責める人が多いが、大きな責任が一審の弁護士の力不足にあると思う。
      刑事補償額が少ないとか、勾留中の環境が悪いとかは、今後も冤罪はあり得るだろうから、もっと考慮されるべきだとは思う。
      だが元々この男性が保護責任のある家族にHな行為をしなかったら何も起きなかった事です。再審で孫への強姦は無罪になったが、何もしていない訳ではない。また一審の内容が全て否定されたのではない。新聞記事が誤解の元です。またSPAの記事は公判記録と一致するのに、なぜ信頼性に疑問という説があるのだろう?。公判記録は裁判所のHPや、公判記録データーベースで検索できます。以下の「まとめ」に、公判記録のポイントを抜粋しておられる弁護士事務所のブログへのリンクもあります。→https://matome.naver.jp/odai/2154792085668926501