「エリエール不買運動」が的外れで無意味な理由




エリエールとは

エリエールとは、大王製紙株式会社が販売をしている家庭用品の商品(ティッシュペーパー、トイレットペーパーなど)のブランド名です。




「エリエール不買運動」が起きた理由

「エリエール不買運動」が起きた理由は、2018年12月31日に配信された「Abema的ニュースショー」における、大王製紙前会長の井川意高氏の発言がきっかけでした。

「Abema的ニュースショー」とは、インターネットテレビ局AbemaTV内ニュースチャンネルAbemaNewsにて放送されている番組です。

番組内で井川氏は、タレントのローラさんが米軍基地の辺野古移設反対署名を呼び掛けたことに対し、元企業経営者の立場から次のように発言しました。

それでは、企業の目線から考えてみるのはどうだろうか。カジノにハマってしまい、関連企業から借りた106億円を溶かして有罪判決を受ける以前は、過去に年間100億円近い広告宣伝費を使っていた大王製紙前会長・井川意高氏はこう話す。

「ちょっと皆さん勘違いしていますね。日本の芸能人がテイラー・スウィフトレディー・ガガのように政治的発言をしちゃいけないなんてことはない。でも、ローラさんの場合はCMを13社抱えている。本来であれば全部(契約を)切ってから言わないといけないこと。高須院長のような会社だったら自分から言えるけれども、日本の大企業はいろいろな人に商品を買ってもらいたい。だからCMをしている。ローラさんを起用して1カ月CMをしたら莫大なお金がかかる。センシティブな問題を契約している芸能人が話してしまったら、その芸能人の意見に賛同しない人たちは買わなくなる。ローラさんの場合も辺野古移転反対派の人が商品を二倍買ってくれるわけではないですよね。意見が二分するようなことを言うのは、スポンサーからしたら大迷惑。ウーマン・村本さんもご自身がCM契約を持っていないから言えること」

ローラの「辺野古署名呼びかけ」に波紋 大王製紙前会長・井川氏「スポンサーからしたら大迷惑」(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースより引用)

これに対し、ネット上では、大王製紙を買わないよう呼びかける不買運動を呼び掛ける声が巻き起こりました。




そもそも「不買運動」の目的とは

不買運動とは、ある集団が自分たちの考えや要求を実現させる目的で特定の国・企業の商品を買わない活動をいいます。

不買運動の目的とは、自分たちの考えや要求を実現させることにあるのです。




「エリエール不買運動」の目的とは

「エリエール不買運動」の目的は、米軍基地の辺野古移設反対署名を呼び掛けるローラさんを支援することにあると考えられます。




「エリエール不買運動」で目的は達成できるのか

筆者は「エリエール不買運動」を起こしたところで、ローラさんを支援するという目的を達成することはできないと考えています。

その理由は、次の通りです。

大王製紙と井川意高氏は資本関係・人的関係がない

井川意高氏は、大王製紙の役員(取締役)の職から退いておりますし、大王製紙の株式も売却していて株主ではないようです。

つまり、今の大王製紙と井川意高氏は資本関係・人的関係がないのです。

関係がない以上、大王製紙の方から井川氏に対して、発言の撤回や謝罪を求めることはできません。

大王製紙とローラ氏は関係がない

今のところ、大王製紙のCM(広告)に、ローラ氏は起用されておりません。

だから、「エリエール不買運動」を起こしたところで、大王製紙とローラ氏の関係には何の影響もありません。

ローラ氏をCM起用する企業が減る

「エリエール不買運動」を見た企業の広報担当者は、ローラ氏と関わりを持つと、リベラル(左翼)勢力から批判を受ける可能性が高まる、という考えを持ちます。

例えば、ローラ氏をCMに起用した企業がローラ氏を降板させた場合、降板に正当な理由があったとしても、リベラル(左翼)勢力から「不買運動」を起こされる可能性があります。

それならば、広報担当者としては、はじめからローラ氏をCMに起用するのをやめようと考えるのが普通です。




ツイッター上でも「エリエール不買運動」の無意味さを指摘する声

ツイッター上でも「エリエール不買運動」の無意味さを指摘する投稿がいくつかありました。

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