東京医大へ合格口利きを依頼したと報じられた赤枝恒雄・元衆院議員とは、どんな人物なのか




合格口利きを依頼した国会議員が発覚

2018年12月29日、ある国会議員が東京医科大学の臼井正彦前理事長に依頼したという新聞報道がありました(朝日新聞:東京医大入試、国会議員が「依頼」 上位を超え補欠合格)。

12月31日、その国会議員が、自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏であると報道されました。

 東京医科大(東京)の不正入試問題で、医学部看護学科の一般入試で特定の受験生を合格させるよう前理事長に依頼した国会議員について、同大職員が、同大出身の産婦人科医で自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)だと説明していることが大学関係者の話でわかった。第三者委員会(委員長・那須弘平弁護士)も赤枝氏だったと把握しているが、赤枝氏は取材に対し、関与を否定している。

(以下省略)

合格「赤枝前議員が依頼」、本人は関与否定 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)より引用)

読売新聞の記事には、録音された音声などの物証があるかどうか書かれておりません。

加えて、赤枝恒雄氏本人は疑惑を否定していますので、報道の真偽は分かりません。




追記(2019年1月1日)

12月31日の新聞各社の報道によると、赤枝氏は「看護学科」の入試の口利きは否定しましたが、「医学科」の入試の口利きは認めました。

 東京医科大(東京都)の不正入試問題を巡り、同大卒業生で自民党元衆議院議員の赤枝恒雄氏(74)が31日、取材に応じ、卒業生の子供を医学科に合格させるよう臼井正彦前理事長(贈賄罪で在宅起訴)に依頼していたことを明らかにした。赤枝氏は「誰も合格しなかった。謝礼を受け取ったこともない」と述べた。

 29日に公表された同大の第三者委員会の最終調査報告書は、2013年の看護学科の一般入試で、前理事長が当時の国会議員から依頼を受け、担当者に指示して特定の受験生を補欠合格させたと指摘した。文部科学省関係者によると、赤枝氏の可能性が高いが、赤枝氏は「看護学科の入試には興味がない」と関与を否定し、「第三者委や東京地検、文科省から事情も聴かれていない」と強調した。

(以下省略)

赤枝・元衆院議員が東京医科大に合格依頼 「誰も合格せず、謝礼ない」 – 毎日新聞より引用。太字は筆者による。)

また、しんぶん赤旗は、12月31日、複数の国会議員が裏口入学の口利きをしていたと報道していますが、今のところ実名が報道されているのは赤枝氏だけです。なぜでしょうか。

 報告書によると、第三者委員会が聞き取りをした関係者は、ある国会議員に受験生の名前や受験番号を記したファクスを送信。

(中略)

国会議員が関わったケースは、ほかにもあります。2013年度の看護科入試では入試前に臼井氏が、ある受験生の受験番号を看護科職員に伝え、「(同受験生を)どうにかしてもらいたい」と指示。臼井氏はこの職員に対し、当時国会議員だった人物(前述の国会議員とは別人)からの依頼であると伝えています。この受験生は、成績上位者を飛び越えて補欠合格しています。

(以下省略)

東京医科大学の不正入試問題 政治家が口利きか/職員に“依頼あった”と前理事長/第三者委が報告書より引用。太字は筆者による。)




赤枝恒雄氏とはどんな人

赤枝 恒雄(あかえだ つねお)氏は、東京医科大学卒の産婦人科医です。

東京医科大学卒ということで、不正入試問題の発覚した東京医科大学との関係は浅くないことが分かります。

現在は、赤枝六本木診療所の院長を務めておられます。

医療法人赤枝会理事長・社会福祉法人兼愛会理事長・社会福祉法人みやび会理事長・学校法人東峰会理事長・公益財団法人赤枝医学研究財団・一般社団法人全国個室ユニット型施設推進協議会会長の赤枝 雄一氏は、赤枝 恒雄氏の兄です。

参考:赤枝医学研究財団のご案内




経歴はこちらです。

経歴

昭和19年3月
産婦人科開業医3代目として徳島に生まれる
昭和43年3月
東京医科大学卒業
同年4月
東京医科大学産婦人科学教室入局
昭和52年10月
東京都港区に赤枝六本木診療所開業
同年11月
医学博士号授与される
昭和57年6月
日本で初めて「水中出産」を実践、報告
平成3年5月
財団法人赤枝医学研究財団設立
平成6年9月
バングラデシュ、母子保健病院(ICMH)ダッカ内に赤枝桶谷乳房管理センターを設立
平成11年4月
街角無料相談室開設
同年10月
STAR基金設立
平成14年5月
エイズ街角無料検診開始
平成14年10月
ラジオ性教育番組「ガールズガード 女の子の保健室」パーソナリティー始まる(文化放送)(平成23年3月にて終了)
平成16年2月
性教育ピアエデュケーター養成講座「グループ月曜日の朝」設立(平成21年3月にて終了)
平成22年7月
エイズイベント「ストップエイズ突撃ナイト」の開始
現在
思春期の子ども達から性感染症や望まない妊娠を防ぐガールズガード運動を展開中

当院のご案内|六本木の産科・婦人科は赤枝六本木診療所|東京都港区 麻布十番より引用)

上記の経歴には書いておりませんが、赤枝恒雄氏は衆議院議員2期(2012年~2017年)務めました。選挙区は、比例東京ブロックです。

2017年8月には、「違うだろー」の暴言でおなじみの豊田真由子・元議員の選挙区である「埼玉県第4区」からの出馬の意向を示しました。しかし、自民党は別の候補者(穂坂泰氏)を公認したため、2018年10月投開票の衆議院議員総選挙には出馬しませんでした。出馬をしていないので、落選していないということになります。

現在は、政界を引退しております。

赤枝氏が出演していた文化放送の「ガールズガード 女の子の保健室」は、文化放送で放送される前は、インターFMで「Girls guard」という番組名で放送されていました。




赤枝恒雄氏の産婦人科医としての専門分野はこちらです。

専門分野

  • 各種手術
  • 女性の不定愁訴(思春期外来、更年期外来等)
  • 性教育、性感染症、自然分娩、母乳促進運動の国際協力

当院のご案内|六本木の産科・婦人科は赤枝六本木診療所|東京都港区 麻布十番より引用)

赤枝恒雄氏は、2008年に死去した元タレント・元セクシー女優の飯島愛さんの主治医を務めていたそうです。

参考:豊田真由子氏“後継”赤枝恒雄氏は飯島愛さんの主治医 「キャバクラ発言」で批判浴びる  – 産経ニュース


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赤枝恒雄氏の役職はこちらです。

役職

  • 衆議院議員
  • 赤枝六本木診療所院長
  • 東京都港区医師会参与、元会長
  • 社団法人 日本産婦人科学会評議員
  • 日本性感染症学会評議員
  • 日本女性心身医学会評議員
  • 東京都港区エイズ性感染症専門家会議実行部会委員長
  • 世界医師会会員
  • 東京母性衛生学会評議員
  • 日本国際保健医療学会代議員
  • 厚生労働省エイズ対策研究事業班員
  • 公益財団法人赤枝医学研究財団理事長 現在顧問

当院のご案内|六本木の産科・婦人科は赤枝六本木診療所|東京都港区 麻布十番より引用)

赤枝恒雄氏は、医学界の要職を務めていることが分かります。




赤枝恒雄氏の著書はこちらです。

著書

当院のご案内|六本木の産科・婦人科は赤枝六本木診療所|東京都港区 麻布十番より引用)

婦人科や性教育関連の著書を多数出していることが分かります。

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