フィフィ氏のツイート
フィフィ氏が2019年2月17日に投稿したツイートです。
私は問いたい、なぜ平成16年の警察の積極的介入を盛り込んだ児童虐待防止法改正に反対した蓮舫議員が、今回の虐待死の件で現政権を責めることが出来るのか、私はその真意を問いたい。あなたは本当に国民の側に向いているのですか?それ以前に同じ親の立場として問いたい、なぜあの時反対したのですか?
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2019年2月17日
事実誤認との指摘が相次ぐ
次の2点について、フィフィ氏の事実誤認ではないかとの指摘が相次いでいます。
- 改正児童虐待防止法が成立したのは2004年4月。蓮舫氏が参議院議員に初当選したのは2004年7月。
- 改正児童虐待防止法は参議院本会議で全会一致で採決された。
2004年の改正児童虐待防止法が成立したときは、まだ蓮舫さんは議員になっていませんでした。おまけにこの法律は「全回一致」で可決しているのです。フィフィさんが蓮舫さんを批判するのは御自由ですが、事実でないことを発言してはいけないのです。このツイートの速やかな撤回と謝罪をお願いします。 https://t.co/HLP6ngFK6V
— なうちゃん (@nauchan0626) 2019年2月18日
またフィフィかよ。
この人リベラルアカウント広範囲でブロックして批判が起きないようにした上でデマ流すから悪質なんだよな。気づいた時にはデマが拡散してる。 https://t.co/V7WjChhefG— はるみ (@harumi19762015) 2019年2月18日
「平成16年の警察の積極的介入を盛り込んだ児童虐待防止法改正に反対した蓮舫議員」とかいうフィフィさんのツイートが拡散されてるけど、児童虐待防止法改正案が参院本会議で可決されたのは平成16年4月。しかも全会一致。反対票はゼロ。
そして蓮舫さんが初当選を果たしたのは平成16年7月なんだけど。 pic.twitter.com/x2aKxb5KKq— ロジ (@logicalplz) 2019年2月18日
フィフィさんへ
・法案は衆参両院で「全会一致」で可決しています。反対した人は存在しません。
・児童虐待防止法改正可決は平成16年4月。蓮舫さんが参議院議員になったのは平成16年7月です。リプ欄にぶら下がっている、あなたの無責任なデマを本気で信じている能無し連中に一言お願いします。 pic.twitter.com/suiPNeKlph
— 電脳アルパカ (@konaske) 2019年2月18日
この法案への当時の各参院議員の賛否は、下記のページの「押しボタン」から確認できます。
当時、蓮舫さんは国会議員ではなかったのでは? 議場にいなかったのに、なぜ反対したと言われてるの?#フェイクニュース#ファクトチェックhttps://t.co/Ef21a6vljx https://t.co/vSIHmJW6xX— 雇用のヨーコ (@koyounoyooko) 2019年2月18日
フィフィのフェイク
…これからは日本語ラップも子音で踏む時代が来る #来ない
【フェイク】フィフィ「蓮舫が児童虐待防止法改正に反対していた!」→議員になる前の法案でした | BUZZAP!(バザップ!) https://t.co/RVn3V3BU81 @BUZZAP_JPより
— 菅野完事務所 (@officeSugano) 2019年2月18日
何で平成16年7月11日に初当選した蓮舫議員が、平成16年に「全会一致により成立し」平成16年4月14日に公布された法律に「反対」できるんだよ・・(´д`|||)#デマ #震源地 https://t.co/VCvSxKyzJM
— M16A HAYABUSA (@M16A_hayabusa) 2019年2月18日
改正児童虐待防止法が成立したときの参議院本会議の議事録
こちらが、改正児童虐待防止法が成立したときの参議院本会議(平成16年4月14日)の議事録です。
○議長(倉田寛之君) 日程第四 児童虐待の防止等に関する法律の一部を改正する法律案(衆議院提出)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。厚生労働委員長国井正幸君。
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〔審査報告書及び議案は本号(その二)に掲載〕
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〔国井正幸君登壇、拍手〕
○国井正幸君 ただいま議題となりました法律案につきまして、厚生労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本法律案は、児童虐待問題が深刻化している状況にかんがみ、児童虐待の防止等に関する施策を強化するため、児童虐待の定義の明確化、国及び地方公共団体の責務等の強化、児童虐待の通告義務の範囲の拡大、児童の安全の確認及び安全の確保に万全を期するための規定の整備等を行おうとするものであります。
委員会におきましては、児童相談所等の職員の確保策、関係機関の連携強化の必要性、立入調査における警察官の関与の在り方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(倉田寛之君) これより採決をいたします。
本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕
○議長(倉田寛之君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕
○議長(倉田寛之君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百五
賛成 二百五
反対 〇
よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
反対票ゼロで、全会一致で法案成立したことが分かります。
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