こちらの記事の続きです。
目次
- 1 政治家の発言まとめ
- 1.1 熊谷俊人(千葉県知事)「負の側面が見えてくるのは10年後20年後」
- 1.2 松井一郎(大阪市長)
- 1.3 梅村みずほ(参議院議員・日本維新の会)
- 1.4 田村広行(西東京市議会議員・無所属)
- 1.5 飯田哲史(前大阪市会議員・日本維新の会)
- 1.6 矢田わか子(前参議院議員・国民民主党)
- 1.7 椛澤洋平(千葉市議会議員・日本共産党)
- 1.8 貴志信智(久喜市議会議員)
- 1.9 辻本達也(明石市議会議員・日本共産党)
- 1.10 清山知憲(宮崎市長)
- 1.11 立花孝志(NHK党・党首)
- 1.12 齊藤健一郎(NHK党・副党首)
- 1.13 吉田康一郎(中野区議会議員・「育児支援と防災緑地と平らな歩道の中野を創る会」代表)
- 1.14 八幡愛(れいわ新選組・統一地方選選対副本部長)
- 1.15 荻野稔(大田区議会議員)
- 1.16 長島昭久(衆議院議員・自由民主党)
- 1.17 乙武洋匡(参議院議員選挙立候補者)
政治家の発言まとめ
泉房穂・明石市長の政治家引退表明に対する、各政治家の発言をまとめました。
熊谷俊人(千葉県知事)「負の側面が見えてくるのは10年後20年後」
熊谷俊人氏のfacebookページより転載。
全文はこちら。(太字は、当サイトが付したもの。)
おはようございます。明石市長が暴言で今期限りで退任されるとのこと。養育費を受け取れていない方にかわって市が本来支払うべき人に催促し、それでも支払われない場合に市が立て替える制度など、私も参考にしたこともありますし、千葉市のパートナーシップ制度について泉市長自らが千葉市に視察されるなど、情熱的で行動的な市長だっただけに大変残念です。政治家の出処進退は自身で決めることなので私からはこれ以上は申し上げられませんが、業績への高い評価をもって言動等を擁護する向きは違うと思います。二元代表制の一翼を担う議会・議員への度を越した発言や議会が反対したものを専決処分で通そうとした手法は容認されるものではありません。国葬や安倍政権に丁寧なプロセスがなく強引だったと否定する方が泉市長の言動は擁護するのはダブルスタンダードではないかとも感じます。私も14年首長をしていますので、自身の思い切った政策を時には制約する議会を首長が煩わしく思う気持ちは分からなくはありませんが、首長の権限は強く、暴走や独善化を防ぐ仕組みが必要です。首長の行動を監視し、少数の意見も含めて反映する議会は民主制の国家における地方自治において必要不可欠な存在と言えます。民主主義の遅さ・悠長さに飽きた国民が一人の卓越したリーダーが最短距離で思い切った政策を取ることができる、そんな存在や制度に魅力を感じがちです。ですが、プーチン氏の暴走を見れば明らかなように、一人のリーダーに権限と責任を預けるのは危険です。人はそれほど完璧ではありません。副市長が職員への暴言等に耐えかねて2人とも辞任するなど、組織を統率することができていなかった可能性もあります。公務員組織と一体化しては、何のために一人だけ有権者から選ばれ、公務員組織を統率しているのか分かりませんので、首長はある種異分子でなければいけないのは事実です。しかし、組織全体のパフォーマンスを上げるにはトップと組織・職員との信頼関係は必要となります。私も大組織出身ですので、政治の世界に入ると、個人としては有能でも、組織人としてどうかと思う人がいるのも確かです。今回の件、改めて他山の石としたいと思います。なお、明石市長の主に子育て支援に特化した施策について評価が高いのですが、これらの施策は毎年莫大な予算を必要とするものであり、予算を振り向ければ基本的に実現できる施策でもあります。ということは工夫ではなく財源配分の話であり、これだけの財源を子育て支援に振り向ければ、当然その金額分、マイナスとなった分野があるわけです。マスコミはこの部分をあまり報道しません。泉市長は、インフラ整備など経済産業施策の予算を削減し、子育て支援に回しています。これは短期的にはマイナス面が見えませんが、中長期的には成長の種を失うことになります。負の側面が見えてくるのは10年後20年後でしょう。例えば千葉県は堂本県政で強烈な行革を行い、危機的な財政状況を健全な状況まで回復させましたが、健全化後もその路線が基本的に維持されてきたため、経済産業施策が大幅に遅れ、その負の側面が今まさに顕在化しています。私は市長時代に行財政改革を進めましたが、企業誘致や規制緩和、民間活力導入などを進め、負の側面を減らすよう意識してきました。明石市の政策は神戸市が産業の受け皿になることで、そのデメリットが見えにくくなっている側面もあります。神戸市と明石市の位置関係的には正しい方向性だったとも言えるかもしれません。ただ、子育て支援施策は自治体にとって収支面だけで見るとマイナスになりやすいという事実が日本ではあまり認識されていないのも感じます。マスコミや雑誌の「住みやすい都市ランキング」的なものはよく出る一方、「ビジネスしやすい都市ランキング」的なものはあまり広まらないので、首長や行政はどうしても生産都市戦略ではなく消費都市戦略、ベッドタウン戦略を取りがちです。子育て支援は保育所・学校など様々な民生部門の支出が増える一方で、将来その子ども達の多くが市外へ転出する場合、投資を回収できず、収支面でマイナスになりやすいです。もちろん、収支面でマイナスだから子育て支援に取り組まないということはありえません。社会や街の活力には若い世代の流入は必要です。ただ、収支面のマイナスはきちんと理解すべきです。逆に高齢者が増えるのはマイナスと単純に考えがちですが、政策的にあえて呼び込む、CCRC(健康時から介護時まで継続的ケアを提供するコミュニティ)的な施策は収支的にはプラス、かつ医療や福祉等で現役世代の雇用を生み出すケースも多く、世界の様々な都市が政策として採用しています。手厚い福祉で他自治体から一時的に人口を吸い取るよりも、雇用を増やすこと、もしくは雇用の受け皿からのアクセスを改善することも重要な論点です。また、基礎自治体の主な収入源は固定資産税であり、固定資産の形成、つまり投資をいかに増やすか、でもあります。一人の市民として見れば、なんでも無料の方が嬉しいし、補助を貰えると嬉しいでしょう。それに対して将来に備えた予算というのは効果がすぐには見えないため、評価されずらいところがあります。泉市長の政策を批判しているわけではありません。思い切った財源配分は今後、大いに他自治体の参考となるでしょう。各自治体が独自の構想で独自の政策を行い、うまくいった部分が横展開され、全ての国民が享受できる、これこそが地方分権の良さだと思います。ただ、全ての施策はトレードオフです。予算の振り分けについては、正の部分と負の部分を正しく把握して総合的に評価するべきです。そして、単に予算の振り分けではない、民間との連携や細かい施策の工夫こそが行政の腕の見せ所でもあるということを多くの方に理解して頂ければ幸いです。
千葉県知事「明石(泉)市長はインフラ整備など経済産業施策の予算を削減し、子育て支援に回しています」「負の側面が見えてくるのは10年後20年後でしょう」 https://t.co/eUs8fqDYQD
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) October 17, 2022
松井一郎(大阪市長)
大阪・松井市長「怒り方がちょっと幼稚なんじゃないか」https://t.co/6XVpAh5JGq
政界引退を表明した兵庫県明石市の泉市長について、松井氏は「政治活動の源泉が怒りというのは僕も一緒だが、口に出しても仕方がない。それでは子どものけんかだ」と語りました。
— 毎日新聞 (@mainichi) October 13, 2022
梅村みずほ(参議院議員・日本維新の会)
松井一郎市長。
泉房穂市長。タイプは違えど〝結果を出して民意に応える〟という大きな背中を私に見せてくださったお二人の首長が、来春政治家を引退される。
淋しい春になる。
— 梅村みずほ 【STOP!児童虐待】日本維新の会 参議院議員 大阪府選挙区 (@mizuho_ishin) October 12, 2022
田村広行(西東京市議会議員・無所属)
明石市の泉房穂市長が自身の暴言を認め、政治家を引退すると表明。歯に衣着せぬ発言が魅力でもあり、命取りにもなったと…
子育て支援の充実でまちの好循環を生み出す明石市の手法は高く評価されていただけに、こういう形で引退表明となったことは残念です。— 田村ひろゆき 西東京市議会議員 (@tamura__h) October 12, 2022
飯田哲史(前大阪市会議員・日本維新の会)
怒りの原因を仲間と共に退治した人と、怒りに身を任せて一人退場する人との違いは大きいな。
大阪・松井市長「怒り方が幼稚」 威圧的発言の兵庫・明石市長に(毎日新聞)https://t.co/peQZwrkfqd
— 飯田哲史@大阪&日本維新の会 (@satoshi_iida) October 13, 2022
矢田わか子(前参議院議員・国民民主党)
残念すぎる…。
泉市長の子ども真ん中、妥協なしの徹底した子育て政策。人口増加、地域経済の活性化にも繋げた明石モデルは、日本の子育て政策の今後の指針となるはず。
日本の子どもたちのために。泉市長にはやっぱり政治家でいて頂きたい。#日本の政治に泉市長が必要です https://t.co/SQ18qQvmM3— 矢田わか子/前参議院議員(国民民主党) (@wako0501) October 12, 2022
椛澤洋平(千葉市議会議員・日本共産党)
明石市長の暴言については本当に残念です。アンガマネジメントもされていたが糸が切れ、自公への怒りが噴出した格好です。明石市の子育て支援、子ども医療費や給食費無料化で出生率や税収上昇の取組みは、千葉市議会でも取り上げ迫ってきました。この方向性は間違っていない。子どもに優しい社会へ。
— かばさわ洋平 (@ykabasawa) October 12, 2022
貴志信智(久喜市議会議員)
明石市長の凄いところは、無駄な補助金や公共事業を整理して財源を生んでから、子育て支援を拡充したこと。単なるばら撒きとは全く違う。
その過程で既得権を守りたい議員と対立したんだろうなぁ。。。
戦う姿勢を尊敬していました。それだけに、大変残念です。 https://t.co/1HWzBWvWx7
— 貴志信智 【久喜市議会議員】 (@kishinobutomo) October 12, 2022
辻本達也(明石市議会議員・日本共産党)
明石市長 来年4月の任期での退任を表明 (サンテレビニュース) https://t.co/EW9sfhZmJ6
残念です
— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
泉房穂明石市長が政治家引退表明 乙武氏、ひろゆき氏妻ら惜しむ声「大きな損失」「残念」(東スポWEB)#Yahooニュースhttps://t.co/f2aCfvZwzv
引退表明後の市長は、とてもすがすがしくやさしい表情でした— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
【速報】明石市長 市議らへの暴言認め謝罪「政治家を引退」と明言 記者会見で経緯「プチッとキレてスイッチが入った」 市議会では問責決議案可決(MBSニュース)#Yahooニュースhttps://t.co/0b8mGGfGjP
突然プチっときれることはない。
プチっと切れる理由があったんですよ。— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
『本日の本会議質疑 泉房穂市長に対する問責決議のことについて』
⇒ https://t.co/EQMHODPDvr #アメブロ @ameba_officialより
決議案に列記された市長の行為について「違法ではない」と提案者は認めました。
違法じゃないのに、何故、問責???— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
辻本さん、戦ってくれてたんですね。
ありがとうございます。#日本の政治に泉市長が必要です https://t.co/e5Wj33Nu6l— baby step (@KAZUE2133) October 12, 2022
何か、言いがかりとしか言いようのない批判で決算不認定の判断がされちゃいましたので・・・。
職員の皆さんは、議会でちゃんと説明しているのに全く聞いてもらえず。
もぅ、むちゃくちゃです。 https://t.co/A2vjTpCLGd— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
辻本さん、いつも拝見し応援しています。今回の件、非常に残念で仕方がないです。市民がどんなに応援しても何ともならないのでしょうか?明石市制にはもう辻本さんしか希望がないように思います。泉市長が本当に引退するなら、辻本議員がどうか次の市長に立候補してください。全力で応援したいです!
— Swan (@lily94820904) October 12, 2022
過分な評価、ありがとうございます。
この度のこと、絶対に忘れないでほしいです。 https://t.co/vrgArJyPtU— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
違法ではない行為を違法と批判し、法律どおりにやったことを職権乱用と大騒ぎ。
ちゃんと読んだら分かる話なんですけどね。— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
プチっと切れるには、それなりの理由がある。
プチっと切れることがいいとは思いませんが、正常な感情を害する言動があり、それが引き金になったことは間違いないんじゃないかと思うんですよ。— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 12, 2022
“市民ファーストの”明石・泉市長が政界引退を決めたワケ 「自民党は泉さんが大嫌い」と議会関係者 https://t.co/BKA80k9l2u #日刊ゲンダイDIGITAL
わかりやすい記事です— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 13, 2022
傷口が痛いなぁ~って思っているところに塩を塗られたら、怒るよね
— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 13, 2022
泉市長に対する問責決議について質疑
ある意味市長を処分するという大きな結論を議会が出そうとしているのに、当事者が弁明する機会が無い。
なので、市長が発言する機会を作ろうと思ったんですけどね。
議長は「市長の弁明は必要ない」と切り捨てました。
そういうことですわ。 pic.twitter.com/f9RvU8z3lR— 明石市議会議員 辻本 達也 (@tt0917) October 14, 2022
清山知憲(宮崎市長)
これから明石市、橿原市へ出張に行ってきます。
お祝いごとが多くて、宮崎空港の懸垂幕も忙しいなー! pic.twitter.com/KAawoLvPS6
— 清山知憲 宮崎市長 (@T_Kiyoyama) October 13, 2022
時の人(!)、泉市長@izumi_akashi にわざわざご案内頂き、明石市の施策について勉強させて頂きました。
泉市長には私の当選時にお祝いも頂いており、その御礼もできました。お忙しいなか、誠に有難うございました🙇♂️児童相談所も大変多くの学びを得ました。副市長の皆さん有難うございました! pic.twitter.com/MAYINmzdjx
— 清山知憲 宮崎市長 (@T_Kiyoyama) October 14, 2022
宮崎市の清山知憲市長、明石市まで視察にお越しいただき、ありがとうございました。清山市長に当選のお祝いをさせていただいたのは、子ども施策(児童相談所新設など)を公約にしておられたからです。宮崎市の子ども施策の充実化を大いに期待しています。頑張れ、宮崎市! 頑張れ、清山市長! https://t.co/qCFcTGAJ9t
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
立花孝志(NHK党・党首)
明石市の、泉市長政治家引退
なんとも言えない気持ちです、、、 pic.twitter.com/Mxw6sFcaxt— 立花孝志 NHK党 党首 (@tachibanat) October 12, 2022
齊藤健一郎(NHK党・副党首)
引退に追い込んだのは
明石市議会議員の方々です。問責決議に賛成票を投じた市議には
僕が明石市民なら票は入れない。逆に反対した市議に注目しよう!!! https://t.co/hJ1u2yud6v
— さいとう健一郎【NHK党副党首/ホリエモン秘書/堀江政経塾塾長/】 (@aqua_saito) October 12, 2022
吉田康一郎(中野区議会議員・「育児支援と防災緑地と平らな歩道の中野を創る会」代表)
育児支援で注目していたのですが、残念です。
【速報】「政治家を引退したい」明石市長 10月の市議らへの暴言を認め 2022.10.12 MBShttps://t.co/VFNnFL4pC1
— 吉田康一郎 (@yoshidakoichiro) October 12, 2022
八幡愛(れいわ新選組・統一地方選選対副本部長)
統一地方選公募者の面談の中で
「地方自治体でも変えることができるんだと明石市に希望をみた。自分の街も変えたい!」とおっしゃる方がとてもとても多いのです。れいわ新選組の積極財政の考えとも合致する政策を展開されている泉房穂市長は稀有な存在です。どうか政治家引退を撤回いただきたい。— やはた愛❤️大阪 (@aiainstein) October 12, 2022
荻野稔(大田区議会議員)
とはいえ、明石市長の引退が政策の失敗とか市政運営の失敗ではなく暴言ってのは残念だな。前回も暴言が問題になり、出直しで圧勝したうえでのことだから
— 大田区議会議員_おぎの稔_メタバース・議員系Vtuber🏭🛫 (@ogino_otaku) October 12, 2022
長島昭久(衆議院議員・自由民主党)
こども政策で全国を牽引してきた明石の泉房穂市長が自らの暴言問題で政界引退を表明するという衝撃的なニュースに接してから一夜明けた。
それにしても、理由は何であれ、この逸材を野に置いておくことは勿体無さ過ぎる。
こども家庭庁は、市長任期が終わり次第、彼をCOOに迎えるべきだ。
— 長島昭久🇯🇵🇺🇦東京18区(府中、小金井、武蔵野市) (@nagashima21) October 12, 2022
乙武洋匡(参議院議員選挙立候補者)
え、信じられない……。嘘だと言ってほしい。日本にとって大きな損失だよ。
【速報】兵庫・明石市長が市議会で謝罪し「政治家を引退」と明言 「暴言を吐いたのは事実」 直前に問責決議案が可決(MBSニュース)#Yahooニュースhttps://t.co/dxRAhfQ4c6
— 乙武洋匡 (@h_ototake) October 12, 2022
続きはこちらです。