泉房穂・明石市長が政治家引退を表明
兵庫県明石市の泉房穂(いずみふさほ)市長は2022年10月12日、同市議会が同日午後の本会議で泉市長に対する問責決議を賛成多数で可決したことを受け、来春の任期満了をもって、政治家を引退する意向を表明しました。
明石市議会で泉市長が政治家引退を表明した動画は、こちら(7:45~)。
各マスメディアが報道
問責決議の兵庫・明石市長が政治家引退表明 https://t.co/GHVw6JVHwX
決議は、クーポン配布事業に関する議会への対応や、自身のツイッターに企業の課税データを無許可で投稿したことなどを問題視。「パワハラ体質が変わっておらず、議会制民主主義を無視した言動に猛省を促したい」と非難している。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 12, 2022
「プチっと切れた」 政治家引退の明石市長、暴言理由を説明 https://t.co/nYEWPnTRig
政治家引退を表明した泉房穂市長は、市議に対して「(選挙で)落としたるからな」などと発言したことについて「積もりに積もった怒りが爆発した。プチっと切れた」と市議会で釈明した。— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) October 12, 2022
「子育て世代に衝撃」「引退必要ない」
明石市長の引退表明 市民から惜しむ声https://t.co/trQ6vlDL9X度重なる問題発言の一方で、子育て支援などさまざまな独自施策を打ち出し、人口増加につなげた行政手腕への評価は高い。市民からは「辞めるのは本当に残念」などと惜しむ声も聞かれた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 13, 2022
200件超のメールや電話 明石市長引退表明、9割が翻意促すhttps://t.co/eUb1aZPrLg
市によると、「子育て施策を目当てに明石に引っ越し、2人目を生んだ。これからが心配だ」などと泉氏の施策を評価したり、今後市政の方向性が変わることを危惧したりする声が多いという
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 13, 2022
暴言で引退表明の兵庫・明石市長「ツイッター休止」と投稿https://t.co/uS3GIErZTi
フォロワー数は16日時点で約37万人。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 16, 2022
【話題の記事】
問責決議の兵庫・明石市長が政治家引退表明https://t.co/GHVw6KcKyX泉市長は、平成23年に初当選し、これまで4度当選。高校3年までの子供の医療費無償化など、子育て世帯への独自の支援策を含め、その行政手腕を高く評価する声もある
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 14, 2022
【暴言問題】兵庫県明石市の泉房穂市長が辞職表明「責任とり政治家引退したい」https://t.co/GkyWH82Gzc
「あらゆる選挙に立候補せず、ちがう形で活動したい」と表明。泉市長は、市長への問責決議案に賛成する会派の市議2人に「選挙で落としてやる」などと発言をしていた。 pic.twitter.com/51hFMNhANi
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 12, 2022
【動画】兵庫県明石市の泉房穂市長に対する問責決議が12日の市議会の本会議で、賛成多数で可決されました。一方、泉市長は来年4月までとなっている任期をもって政治家を引退する考えを示しました。https://t.co/yrus17uEia#nhk_video pic.twitter.com/BVLbGFyuFO
— NHKニュース (@nhk_news) October 12, 2022
明石・泉市長が自身の暴言をめぐる、問責決議が賛成多数で可決されたことを受け政界引退を発表。市民の間には困惑が広がっています。市民ファーストで評価も高かったのに、なぜこのような事態になったのでしょうか。 https://t.co/jZuH9y5IrR #日刊ゲンダイDIGITAL #日刊ゲンダイ #明石市
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) October 13, 2022
泉房穂・明石市長のツイート
【お詫び】
本当に申し訳ありません。前回(2019年)の辞職・出直し選挙を受けての今回であり、政治家引退しかないとの判断です。ご支援ご期待をいただいてきた方々を裏切ることとなり、心からお詫び申し上げます。ツイート控えていましたが、説明責任を負っている立場ゆえ、再開します。 https://t.co/4W9gqtWOYW— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 12, 2022
【感謝】
この間、明石市政に心を寄せていただいた皆さん、ありがとうございました。欠点の多い市長でしたが、皆さんのおかげで、11年半やってこれました。あらためて心から感謝申し上げます。市長任期満了(来年4月30日)まで、引き続きしっかりと頑張ります。皆さん、本当にありがとうございました。— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 12, 2022
【明石市政の今後について】
街中で声をかけられ「この子が大きくなるまでは、よろしくお願いします」とよく言われてきた。その度に、今の施策の継続にも責任があると思ってきた。市民目線の市長にバトンタッチするまでが私の役割。後継というかどうかはさておき、市政継続にも責任を果たしていきたい— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 12, 2022
【2つの責任について】
『暴言の責任』については、初めてではなく、今回は「市長退任」のみならず「政治家引退」しかないとの判断です。もっとも『市民への責任』も負っているので、残り半年の市長任期については全うさせていただきたいと思っています。申し訳ありません。— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 13, 2022
【次の市長について】
当然のことながら、市長を選ぶのは市民(有権者)であって、私ではありません。もっとも、市民から「この人であれば」と思っていただける方に立候補していただけるよう、ベストを尽くしたいとは思っています。来年4月の市長選までには、必ずやご紹介させていただきます。— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 13, 2022
神戸市長は『市民の意見は議会に代表される』と言うが、そう単純ではないと思う。
県知事は『専決処分は使わない』と言うが、地方自治法上の権限を放棄する必要はないと思う。
要は、市民と議会のどちらを大切にするのかの問題で、私は市民を大切にしたいとのスタンスです。 https://t.co/ENV3tStvBR— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 13, 2022
『やさしい社会を明石から』との思いでやってきた。『明石から』には「国を待つことなく明石から始める」と「明石から全国に広げる」の2つの意味がある。「明石から始める」は市長として一定程度実現できたと思っている(5つの無料化など)。これからは「明石から広げる」に力を注ぎたいとの思い。
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 13, 2022
市長続投の声もいただいてはいるが、その選択肢はありません。市長就任後11年半にわたる積もりに積もった怒りが爆発してしまったというのが正直なところ。それをやってしまった以上、責任を取るしかないとの思いです。皆さん、申し訳ありませんでした。 https://t.co/ly8o5VIUo0
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 13, 2022
人間は感情の生き物でもあり、政策的対立よりも、感情的対立の方が、悩ましい。対立は、総選挙に兵庫2区(神戸市)から出馬した時(2003年)以来で、それに市長選での対立構図(2011年、2015年、2019年)が加わっていった。何とかしたかったが、何ともならなかった。 https://t.co/JRSP6jN9Iy
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
またも暴言という不祥事にもかかわらず、翻意を促すメールや電話などをいただき、心苦しく感じています。ただ、個人的には、明石市長としてやれることは、ほぼやり切ったとの思い。半年後の市長選にも積極的に関わり、市政継続を求める市民の期待に応えていく予定です。 https://t.co/2kywuR6peh
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
【選挙との関わりについて】
私自身は、今後「候補者」として立候補することはありませんが、「選挙」にはこれまで以上に関わっていくつもりです。来年4月の明石市長選のみならず、兵庫県知事選や神戸市長選をはじめ、全国の地方選挙や国政選挙も含めて。心ある政治家を増やしていきたいとの思いです。— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
【子育て支援策の継続について】
「5つの無料化」をはじめとする『明石市の子育て支援策』は、私が退任してからも続けられるように、財源的な裏付けは、しっかりとできています。大丈夫です。私自身も次の市長選に責任を果たし、市民に安心していただける方(次期市長)にバトンタッチする予定です。— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
『泉氏にとって、政治家は選択肢のひとつに過ぎない』との記事。それはそのとおり。大学卒業後、マスコミ(NHKとテレビ朝日)、専門職(弁護士と社会福祉士)、職業政治家(衆議院議員と市長)と立場を変えながら政治と関わってきた。市長を卒業し、新たな展開を図りたい。 https://t.co/z4uJPbbqzn
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
明石市長だからこそできることもあるし、明石市長ではできないこともある。明石市長である以上、明石市民のために全身全霊をかけるのが当然の使命であり、この12年近く、その思いで必死にやってきた。明石市長卒業後は、明石市民のみならず、全国民のために自らの役割を果たしていきたいと思っている。
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
【明石市民への責任について】
残り半年の任期を全うするとともに、今の明石市の施策をしっかりと継続していただける方(次期市長)にバトンタッチするまでは責任があると思っています。次の明石市長選は来年4月16日(日)告示・4月23日(日)投開票です。— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 14, 2022
【あらためてのお詫び】
心ある多くの市民や、明石市政を応援していただいている全国の皆さんを裏切ることとなり、あらためてお詫び申し上げます。辞めないでの声は私にも数多く届いていますが、今回は理不尽な自民党と公明党に完全に切れてしまいました。申し訳ありません。 https://t.co/LLNtYJdO4N— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 15, 2022
この間、市議会の多数派による百条委員会、刑事告発、問責決議など、いろいろありましたが、表の世界のそれら出来事よりも精神的にしんどかったのは、殺害予告メールの方でした。「明石市長を辞めないと殺す」という脅迫メールが百何十通もきていますが、捜査に進展はなく、今に至っています。
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 15, 2022
警察を批判する気はない。この間、誠実に対応していただいており感謝している。自宅に何台もの24時間監視カメラ(警察署でも常時映像を見れるもの)をつけていただいたり、今もなお自宅周辺のパトロールを続けていただいている。ただ、百何十通も脅迫メールがきているのに、犯人はまだ捕まっていない。 https://t.co/oQO0ZivZ0h
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 15, 2022
「プレイヤー」としての『政治家・泉』は残り任期の半年をもって終了となりますが、“心ある政治家”を1人でも2人でも増やしていくための「応援団」としては、これからも政治には関わっていくつもりです。退任後の明石市政にも責任を果たしたいとも思っています。 https://t.co/qJNAPQa5s5
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 15, 2022
政治家引退を表明したのは、自らの暴言の責任を取るためであり、問責決議は関係ない。この点、マスコミ報道は議員サイドの情報と憶測に基づいて報じられており、私の真意とも事実とも違う。もっとも、私が暴言を吐いた事実がある以上、政治家引退という結論は変わらない。 https://t.co/EYdLM3hfjz
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 15, 2022
何度も言うが、政治家引退は暴言の責任をとってのこと。私がどうしたいからといった問題ではない。繰り返してはいけない立場だったのに、繰り返してしまった以上、他に選択肢はない。期待を裏切る結果となり、本当に申し訳ありませんでした。 https://t.co/SxVrJQHv1J
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 15, 2022
【ツイッターの休止について】
昨年12月21日にツイッターを始めて以来、積極的に発信をしてきましたが、諸般の事情に鑑み、このツイートをもって、ツイッターを休止させていただきます。皆さん、この間、ありがとうございました。— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 16, 2022
泉房穂・明石市長の問責決議案を提出した議員一覧
(暴言は良くないこととはいえ)泉市長を退任に追いやる動きをみせた市議会議員を、どなたかリストアップしていただけませんか。
徹底的な落選運動を! https://t.co/LcfL6fIwlQ
— 片岡祐介 (@Kinoko0427) October 13, 2022
— sabi-wasabi (@sabiwasabi2) October 13, 2022
ありがとうございます。画像使わせてください。
— 片岡祐介 (@Kinoko0427) October 14, 2022
泉房穂市長を問責決議を提出した明石市議会議員のリストが来ました。
明石市民の皆さま、次の選挙の参考にしてください。ちなみに、落選運動は合法です。
特定候補者の落選のみを図る行為である場合には,は公職選挙法上の「選挙運動」には当たらないので、いつでも活動できます。 https://t.co/N7bZrlzC0U pic.twitter.com/hzXMj2xmLG— 片岡祐介 (@Kinoko0427) October 14, 2022
千住啓介
石井宏法
井藤圭順
灰野修平
林健太
寺井吉広
三好宏
穐原成人
辰巳浩司
坂口光男
梅田宏希
出雲晶三
大西洋記— 片岡祐介 (@Kinoko0427) October 14, 2022
明石市のみなさん、この人たちが、泉房穂市長を引退に追い込んだ張本人ですので、是非とも落選させましょう。 https://t.co/Wv3PMitgEa
— 安冨歩(やすとみ あゆみ) (@anmintei) October 14, 2022
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