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朝日新聞の記事
2020年11月16日の朝日新聞の記事「学術会議問題、学生118人議論白熱 鹿児島大の授業で」で、渡邊弘・鹿児島大学共通教育センター准教授の授業が取り上げられた。
渡邊准教授は「学問の正しさは地動説の例からわかる通り、多数決では決められない。民主的に選ばれたはずの首相もできないことがある」と解説した。
https://t.co/A082e9g5O3— Kaori Suetomi 💫キュベレイ出る❗️ (@KSuetomi) November 16, 2020
「学問の自由は、それを保障する仕組みが欠かせない。大学の自治が例に挙がるが、博物館や図書館の自治も必要だし学術会議の自治もその一つ。政府が会員の任命を拒否して理由を説明しなければ、国に逆らうと不利益を被ると思う人が増えて萎縮効果が広がり、基本的人権が弱くなる」
— Kaori Suetomi 💫キュベレイ出る❗️ (@KSuetomi) November 16, 2020
学術会議問題、学生118人議論白熱 鹿児島大の授業で:朝日新聞デジタル https://t.co/P3LpaHnKtq
最後に渡邊弘准教授は「学問の正しさは地動説の例からわかる通り、多数決では決められない。民主的に選ばれたはずの首相もできないことがある」と解説した。— デミアン (@boku_demian) November 16, 2020
渡邊准教授の専門は法教育論である(参照:★渡邊弘(鹿児島大学)の個人ブログ)。
ツイッター上の反応
立論やディベートの訓練になる
朝日新聞 2020年11/16(月)朝刊15面
「学術会議問題 学生118人議論白熱」
➡︎鹿児島大学渡邊弘准教授の授業での、表題のテーマをめぐる学生たちの議論が紹介されている。
立論やディベートの訓練になるし、メディアリテラシーを養成するための教科書としても有効。— 小池陽慈『14歳からの文章術』 (@koike_youji) November 16, 2020
中高でもやった方がいい
〝渡邊准教授は「学問の正しさは地動説の例からわかる通り、多数決では決められない。民主的に選ばれたはずの首相もできないことがある」と解説した〟
こういう授業を中高でもやった方がいいと思うけど、進め方によっては危険を伴うかも。 https://t.co/JOAYsIFlxd
— なゆたん (@nayuta783) November 16, 2020
丁寧な仕事
担当者が議論の過程を大事にしてらっしゃるのを読んで、何て丁寧な仕事だろうと思いました。
翻って、職は違いますが、同じ教育に携わる者として、自分はもう潮時かなと思います。このような取組に食指が動きません。
両論を並立させることに我慢できなくなってるんですね。 https://t.co/MmJNsiSxwN
— westlicherfixstern (@WestlicherFS) November 16, 2020
名前だけ消せば良いってものではない
記事の内容に興味がないので読んでいませんが、こちらの学生さんたちは部屋の背景とともにお顔を晒されてしまってることを承認しているのかな?
名前だけ消せば良いってものではないと思います。https://t.co/ajcvfkabfo— ねこのかあさん (@neconomamasan) November 16, 2020
「国会には関心がない」ことに危機感
鹿児島大という国立大の学生の半数が(連日国会で取り上げられている)学術会議問題を「知らなかった」とアンケートに答えているのが興味深い。
先日アメリカの大統領選挙が行われたことは何割の大学生が認識しているだろう。意外な数字が出るんじゃないだろうか。https://t.co/j77Yu7EN46
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) November 15, 2020
連日国会で取り上げられているのに知らない、ということは、国会には関心がない、ということ。
むしろ、そこに危機を感じました。
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) November 15, 2020
国立大の学生ですら頭の緩い
「不適切と思っていたが、国民が選んだ首相の任命だから問題ないという意見を聞き、なるほどと思い、決め手があいまいになってしまった」ですか……。国立大の学生ですらこんな頭の緩さか。よろしいか?〈国民が選んだ〉からこそ国民にはその理非曲直を正す義務があるのです。https://t.co/ekVIPF6SYn
— 松井計 (@matsuikei) November 16, 2020
首相も学生たちと一緒に考えてみたら
首相も学生たちと一緒に考えてみたらどうでしょうか?
考えて意見を交わして他の人のことばに耳を傾ける、そのプロセスこそ欠いてはならないものと思うのです。学術会議問題、学生118人議論白熱 鹿児島大の授業で:朝日新聞デジタル https://t.co/b9DB5JpknM
— 安谷屋貴子/あだにー (@TKKadanny) November 16, 2020
議論後も3割位は政府の対応に賛成
この記事紙媒体で読んだのだけど、確か学術会議の問題を知ってる人と知らない人が半々、議論前の賛否も半々、議論後も3割位は政府の対応に賛成で、これは手強いな……と思った。
学術会議問題、学生118人議論白熱 鹿児島大の授業で:朝日新聞デジタル https://t.co/ovyuJnvrKE
— yen@朗読動画公開中です (@golden_wheat) November 16, 2020
知るということを知らずにいると操られる
プロパガンダに踊らされている若者の姿が浮き彫り。知るということを知らずにいると操られるだけに。
学術会議問題、学生118人議論白熱 鹿児島大の授業で:朝日新聞デジタル https://t.co/sNflHpGeQd— negishitokiji (@tokoronoponta) November 16, 2020
問題を理解していない人がたくさんいる
#日本学術会議への人事介入に抗議する
学生が議論したら、議論前、任命拒否は不適切と回答したのは47%だったのが、議論後は68%に増加。大学生でもこの問題を理解していない人がたくさんいるのだから、一般の人は推して知るべし。https://t.co/8TCJ2fD944— puff_mdg (@MdgPuff) November 16, 2020
情報源がスマホだけ
“(10月下旬の授業の)予習前に問題を知っていたか。「知っていた」が54%で、「知らなかった」が46%”
鹿児島大1年生、自宅通学と寮など一人暮らしの割合はどんなものかしら?
学術会議問題、学生118人議論白熱 鹿児島大の授業で:朝日新聞2020.11.16 https://t.co/XI7quhemY8
— の り す 🐿️ (@sakomakoharu) November 16, 2020
わがやはラジオのニュースが常にきこえているし、新聞も購読しているから、日々のニュースは中高生の耳にいやでも入るようになっているけど、一人暮らしで情報源がスマホだけだとけっこう知らないままですごせちゃう気もする。
— の り す 🐿️ (@sakomakoharu) November 16, 2020
木村草太氏のツイートが独り歩き
木村草太氏(憲法学者・東京都立大学教授)は、次のツイートをした。
政府の違法行為が「適切か、不適切か」を学生同士で「議論白熱」させる大学の授業の記事を目にした。
法の解釈・適用の基本的技術を身に付けておらず、政策論との区別ができない学生に、「法律の議論」をした気にさせるのは、法治主義の崩壊に手を貸すことになるだろう。— 木村草太 (@SotaKimura) November 17, 2020
学校現場であれ、報道現場であれ、「法解釈」と「立法論」の違いすら判らないままに、「法について議論できる」と思う人が増えているのだとしたら、法治主義の崩壊は、すぐそこまで来ているということだろう。
— 木村草太 (@SotaKimura) November 18, 2020
木村氏のツイートは、ソース(朝日新聞の記事)を明らかにしていないため、元の記事から離れた批判が沸き起こっている。
これは大学ではなく高校までの社会科教育の論点としても、受け止めて考える必要があると思いました。 https://t.co/bJmE4HM7ca
— ちいさい*おうち (@LittleHouse_467) November 17, 2020
米国での「批判的思考」を育成する授業では、分析視点について授業を行い、「枠組み」を共有してから行う。木村草太氏の言う「解釈・適用の基本的技術」も類似の点だ。海老澤美幸氏の言う『型破り』と『型なし』の区別も同様だ。「型なし」の議論は無原則な相対化を生み、共有すべき価値を破壊する。 https://t.co/Agw3O1HnMW
— 山口一男 (@baaUBZ8INKYP7U0) November 18, 2020
何を議論したのか知らないし、「違法行為」はどこが違法と判断したことなのかという前提がわからないので明日はカレーにしよう。
— たいたん@話は手を洗ってからにしてもらおうか (@taitan029) November 17, 2020
法学部があちこちにありすぎて、法の解釈・適用の基本的技術を身に付けていない学生が量産されるんですよ。
多分ね。
制度の問題も大きいと思うなあ。— takora555 (@takora5551) November 17, 2020
「適切な違法行為」とは?
ナンセンスですよね。。— shin (@shin75265117) November 17, 2020
「政府の違法行為が適切か、不適切か」。そんなもん不適切で終了。ディベートの題に全くならんわ
— 中野 昌宏 Masahiro Nakano (@nakano0316) November 17, 2020
RT>>政府の違法行為が「適切か、不適切か」を学生同士で「議論白熱」させる大学…
「適切か、不適切か」?
そもそも“違法行為”って【不適切】でしょう?
しかも法律を遵守すべき政府(行政)が行ってたら国民総出で咎めるべきだなんか大学も歯抜けにされちゃってるね
学生さん達も可哀想だ— プロセニアム🏳️🌈 (@hinodero0829) November 17, 2020
ツイートした後に思ったが、教授のせめてもの抵抗で授業での問題提起をしたのなら、それは評価しないとですね
とりあえずソースを調べてみるか
— プロセニアム🏳️🌈 (@hinodero0829) November 17, 2020
何を議論したのか知らないし、「違法行為」はどこが違法と判断したことなのかという前提がわからないので明日はカレーにしよう。
— たいたん@話は手を洗ってからにしてもらおうか (@taitan029) November 17, 2020
違法行為が適切か不適切かという議論はたしかに疑問はある。しかし、どうもこれは「政府の違法行為が」という前提がおかしいように思う。普通なら、政府の行為が違法か合法かで議論するでしょ。たとえ世間で違法な行為だとされていても法律の議論では違法か合法かを議論するでしょ。
— たいたん@話は手を洗ってからにしてもらおうか (@taitan029) November 17, 2020