「谷口技建工業」代表・谷口 龍閲氏のインフルエンザに関する発言が賛否両論を呼んでいる理由(1)




谷口技建工業とは

谷口技建工業とは、福岡県福岡市の建設業者です。

事業者紹介ページ | 建設業マッチング「請負市場」によると、

  • 専門は、外壁改修工事の下地補修とウレタン防水
  • 創業は、2018年6月
  • 経営形態は、個人事業主

のようです。




谷口 龍閲 氏とは

谷口 龍閲 氏とは、谷口技建工業の代表です。




賛否両論を呼んだ谷口氏のツイート




「インフルで出勤させたら労働安全衛生法違反になる」は不正確

実は、インフルエンザは、労働安全衛生法第68条と労働安全衛生規則第61条の「病者の就業禁止」の対象にはなっていません。

ついでに、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症予防法)第18条の「就業制限」の対象に、新型インフルエンザは含まれていますが、季節性インフルエンザは含まれていません

条文を見ていきます。

労働安全衛生法

(病者の就業禁止)

第六十八条

事業者は、伝染性の疾病その他の疾病で、厚生労働省令で定めるものにかかつた労働者については、厚生労働省令で定めるところにより、その就業を禁止しなければならない。

労働安全衛生規則

(病者の就業禁止)

第六十一条

1 事業者は、次の各号のいずれかに該当する者については、その就業を禁止しなければならない。ただし、第一号に掲げる者について伝染予防の措置をした場合は、この限りではない。

病毒伝ぱのおそれのある伝染病の疾病にかかつた者
二 心臓、腎臓、肺等の疾病で労働のため病勢が著しく増悪するおそれのあるものにかかつた者
三 前各号に準ずる疾病で厚生労働大臣が定めるものにかかつた者

2 事業者は、前項の規定により、就業を禁止しようとするときは、あらかじめ、産業医その他専門の医師の意見をきかなければならない。

病毒伝ぱのおそれのある伝染病の疾病とは、「病毒伝ぱのおそれのある結核、梅毒、淋疾、トラコーマ、流行性角膜炎およびこれに準ずる伝染性疾患」です(昭和四七年九月一八日・基発第六〇一号の一)。インフルエンザは含まれておりません。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

(就業制限)

第十八条

1 都道府県知事は、一類感染症の患者及び二類感染症三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の患者又は無症状病原体保有者に係る第十二条第一項の規定による届出を受けた場合において、当該感染症のまん延を防止するため必要があると認めるときは、当該者又はその保護者に対し、当該届出の内容その他の厚生労働省令で定める事項を書面により通知することができる。

2 前項に規定する患者及び無症状病原体保有者は、当該者又はその保護者が同項の規定による通知を受けた場合には、感染症を公衆にまん延させるおそれがある業務として感染症ごとに厚生労働省令で定める業務に、そのおそれがなくなるまでの期間として感染症ごとに厚生労働省令で定める期間従事してはならない。

感染症予防法の対象は、新型インフルエンザです。

法律上は、会社(使用者)は、従業員(労働者)が季節性インフルエンザに罹ったからといって、強制的に仕事を休ませることはできないのです。

なぜなら、労働安全衛生法第68条は「できるだけ配置転換、作業時間の短縮その他必要な措置を講ずることにより就業の機会を失なわせないよう指導することとし、やむを得ない場合に限り禁止をする趣旨」だからです。

したがって、谷口氏の「インフルで出勤させたら労働安全衛生違反になるらしい」という発言は不正確です。

ついでにいうと、このツイートも不正確ということになります。

現実には、あらかじめ就業規則に「季節性インフルエンザ」にかかった従業員を出勤停止にする規定を設けている会社が多いと思われます。




ツイッター上は賛否両論

医師の意見

理学療法士の意見

同業者の意見

その他の意見













つづきはこちらです。

こちらの記事のつづきです。 谷口氏の電話にいたずら電話 夜勤中にイタズラ電話がかかりよるけど、これは弁護士と探偵に依...
スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク